車 故障 エンジンがかからない
車を運転しようと思ってエンジンをかけようとした時にエンジンがかからなかったら非常に焦りますよね。
特に急いでいる時などは余計に焦ります。
では、なぜエンジンがかからないという現象が起こるかについて説明していこうと思います。
・バッテリー上がり
高い確率でバッテリー上がりの可能性があります。バッテリー上がりとは、バッテリーの充電が無くなりエンジンを回すことができない現象です。エンジンをかける電圧はバッテリーの充電をほとんど使うぐらいの電圧なので、バッテリーの充電量が少なくなると起こります。
では何故バッテリー上がりが起こるかについてです。
1.バッテリーの劣化です。バッテリー内部の充電しておくところは長期間使うと劣化し充電を貯めておくことができなくなります。その為バッテリー上がりが起こるのです。
しかし、バッテリーが劣化してるか分からない人も多いと思います。しかし、実はバッテリーが劣化してることが分かる時があるのです。それはエンジンをかける瞬間です。いつもより「キュルキュル」というエンジンをかける音が長く、かかりにくい時はバッテリーが劣化しているサインです。
もちろん車屋さんでの点検の時やガソリンスタンドやカー用品店でバッテリーの充電量の点検をお願いしてもいいと思います。
2.ライト等の電装品のつけっぱなし
これも割と多いですが、ヘッドライトやスモールライト、ルームランプ等のつけっぱなしでバッテリーの充電がなくなりバッテリー上がりが起こります。これはドライバーのミスということですが、意外と忘れるものです。しかし最近ではスモールライトやヘッドライトが点いてる状態でエンジンを切ると音で教えてくれる車が増えているので、ルームランプ等に気をつければ問題ないと思います。
・ハンドルロック
ハンドルロック(ステアリングロック)とはのキーを抜いた状態でハンドルを揺らすとガチャっという音と共にハンドルが動かなくなります。そしてハンドルロックがかかっている状態ではエンジンがかけれなくなります。
ではハンドルロックがなぜ必要かについてです。
ハンドルロックは盗難防止の役目をする機能です。上記でも説明しましたが車のキーを抜いた状態でハンドルを揺らすとガチャっという音と共にハンドルが動かなくなります。
この状態になるとエンジンがかからなくなります。そして、ハンドルが動かないので無理やり車自体を動かそうとしてもハンドルが切れず、一定方向にしか進まないので盗難を防止できるという仕組みてます。
なので窓ガラスを割って車内に入ってもカギも無ければハンドルも動かないので積載車などで運ばれない限りは大丈夫です。ただ、普段ハンドルロックを使わない人がいきなりハンドルロックがかかるとエンジンがかからないと焦ってしまうケースが多いです。
ハンドルロックが解除できない時の対処法
普段ハンドルロックを使い慣れていない人やハンドルロックの知識がない人は、いきなりハンドルロックがかかってエンジンがかからなくなった時非常に焦ることに。
実際にそれで車屋さんを呼ぶ人もおられるぐらいです。しかし、ハンドルロックの解除方法は非常に簡単で誰でも出来ることです。
ではその手順を説明します。
①まず車のキーをさします。
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②ハンドルを左右に軽く揺らします。
↓
③揺らしながらキーを回します。
↓
④エンジンをかけて、ハンドルロックを左右に揺らしハンドルロックが解除されていることを確認してください。
これでハンドルロックが解除されます。どうでしょう。思ったより簡単ですよね。不意にハンドルロックがかかると非常に焦るので、この手順をしっかり覚えていれば慌てることなくハンドルロックが解除でき、エンジンをかけることができるので覚えておいてください。
・キーレスプッシュスタート式のキーの電池不足
キーレスプッシュスタート式は最近非常に増えており、キーを持っていればスイッチを押してエンジンをかけれることができます。
しかし、このキーの電池不足になるとエンジンをかけることができなくなります。この場合はキーの電池を交換する必要があります。車種によってはキーの電池残量を教えてくれる車もあるのでありがたいです。
・その他
上記がエンジンがかからない時の代表的なケースですが、もちろん他の原因でかからない場合もあります。
エンジン本体の故障でかからなかったり、点火系統の故障だったりと書くときりがありません。車にはフェイルセーフと言って、エンジンをかけたらまともに走らない状態や危険な状態の場合にわざとエンジンをかけない機能がついてます。この場合はほとんどどこかが故障してることが多いので個人ではどうしようもないので車屋さんにお願いするがいいと思います。
・まとめ
いかがでしょう。エンジンがかからない原因はいろいろあります。もちろん知識がある人は自分でエンジンをかけれる人もいるかと思いますが、なかなかそういう人は少ないと思います。エンジンの故障だった場合、エンジンが壊れる可能性もゼロではありません。なので基本的に車屋さんにお願いした方がいいと思います。