車のドアをぶつけてしまった!交換、板金、修理費どちらがお得?

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多かれ少なかれ障害物にぶつけて、ドアを凹ませてしまうこともあります。その際に板金かドアの交換か悩みます。

自分でぶつけたかぶつけられたかによっても、対応策が変わります。シチュエーションごとで対応が変わります。

ぶつけたままだとさすがに見た目もさることながら、車両を乗り換えする際にも影響してしまうこともあります。

できる限り最良な方法で、きれいに修復できる方法を探しましょう。

1 保険を使う?使わない?

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実は、背景事情で対応策が変わる大きな要因は、保険を使うか、使わないかになります。保険を使うならば、もっとも

最良な選択肢できれいに修復してもらいたいですよね。

車両保険を使用する場合は、基本的には全交換にしてしまいます。同時にモール類なども変えてしまいます。

理由としては、もっともきれいに仕上げられるチョイスだからです。車両側に残るリアフェンダーなどは、交換すると

なると切り離し、再溶接となり、事故歴が残ります。ただ、ドア、フロントフェンダーなど、単体でパネル交換が可能な

パーツは、保険を使用する際には交換前提にしてしまいます。結果板金でのリスクは減りますし、塗装も下地処理だけで

済むのできれいに仕上がりやすい環境になるのもあります。

2 使わない場合は板金修理?

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保険では基本的に交換前提にしてしまいますが、自損や保険を使わずに修理となると、板金のほうが安いのかとなります。

自腹になりますし、修理費はなるべく抑えたいと考えるのが普通ですよね。

確かに、それほど大きな凹み、傷でないのであれば、スポット的に修理できるので、費用を安く抑えることが出来るとなりますが、

仕上がり面で満足いくかは別問題となります。私も数年前に同じようなケースに遭遇し、自ら板金、塗装を選択しましたが、

結果満足できませんでした。しかも、板金だと本来車両にある、キャラクターラインやプレスラインに歪が出てしまい、一部

うねりが残ってしまうリスクもあり、シチュエーション次第では、そのうねりがおかしな見え方をさせてしまうことも否めません。

3 コスト安くて比較的満足感が高い方法は?

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交換でも板金、塗装でもどうしても元々のボディ色と異なってしまう可能性があるのも事実です。交換でも塗装は避けても通れませんし、

そうすれば、他のパーツとの色合わせが厳密に合わせられないためです。テクニックとしては、職人さんも相当手を入れてもらいますが、

全塗装しない限りは色の差が出てしまいます。その中で私が修理した際は最終的にリサイクルパーツとの交換としました。

リサイクルパーツだと小傷はあるものも多いですが、色味的には、合いやすい傾向があります。保管状態や使用状態にもよりますが、

量販車種だと部品点数も多いので、コストも抑えられ、満足感も得られます。私の場合は、フロントドアとドアミラーを異なる業者、

車両より移植しました。無論、交換後に磨きは入れていますが、プロの目から見ても不自然さはなく、わからない状態にできました。

色がパール、白、シルバー系はこの方法が効果的と判断できます。ただし、修理前提で塗装されてしまっているものもありますので、

選ぶ際はそれなりのリスクは残ります。しかも、荷物が大物になるので、配送業者の拠点止めにて、荷物をピックアップに行く必要が

出てくることもあるので、手間はかかります。交換前の破損パーツの取り扱いも厄介なのもあります。破損パーツは私は処分料は発生

しますが、一度は中古パーツ屋に持ち込んでいます。うまくいけば、さらに修理用としてメンテナンスされることもあるみたいで、

お金を戻せる可能性もあります。ひと手間かけられれば、スクラップ業者に金属として持ち込んでお金に換えられることもあります。

まとめ

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私としては、最近は車両保険も等級が下がってしまうと簡単に戻せないところもあるので、かなりの修理費が想定されない場合以外は、

自腹での修理をしています。保険料も数年単位で元に戻せないと自腹修理のほうが結果安く抑えられることもあります。

以前からリサイクルパーツは修理だけでなくとも活用していますが、今は、オークションサイトでも業者からの購入ができるので、

非常にコストも安く、品物も安心できます。手間はかかってしまうことも多いですが、修理工場でもリサイクルパーツでの修理希望を

出せば、探してくれます。その場合は、処分のほうも考えなくてもよいですので、手間が省けます。私は、自分で修理することが多いので、

このような場合は、短時間にパーツ在庫を確認して、購入してしまいます。リサイクルパーツでもすべてが満足にいくわけではありませんが、

少なくとも元々の工場での塗装であるが故に、大きなハズレにはなりにくいのも事実です。

多少の目はつぶってもコスト優先での切り口で考えた時には、もっともおすすめできる修理方法です。